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第62回 防災一口メモ (2011年7月)
情報提供:宮古島地方気象台
夏から秋は潮位が高くなる~台風時は高潮にも警戒~
宮古島地方では、毎年7月頃から9月頃にかけて大潮の満潮時には1年のうちで潮位がもっとも高くなります。この潮位の高い時期には海岸付近で冠水することがあります。
今年は7月8月ともに、1日~2日、14日~17日、29日~31日の期間の満潮時間前後に潮位が高くなります。
特に、7月31日~8月2日、8月29日~31日の満潮時刻の頃には、平良港で高潮注意報基準に近い潮位になることが予想され、注意が必要です。
また、夏から秋にかけては、台風が接近しやすい季節でもあります。台風が接近すると気圧降下による海面の吸い上げ効果と風による海水の吹き寄せ効果が加わり、高潮が発生しやすくなります。
特に台風の中心付近では、急速な気圧の降下や風の急変などにより潮位が急上昇することもあります。
ふだんから気象台が発表する高潮警報・注意報や潮位情報に注意し、早めの対策に役立ててください。
2009年7月23日に冠水した狩俣漁港
2009年の日平均天文潮位変化(石垣、那覇、平良)
宮古島地方気象台
電話:0980-72-3054