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第13回 防災一口メモ 
情報提供:宮古島地方気象台

沖縄でも大きな地震は起きる

家族の命を守るために、家庭内の対策を!

平成19年3月25日に石川県で最大震度6強の地震「平成19年(2007年)能登半島地震」が発生しました。震源地に近い輪島市では、1名の方が亡くなり、多くの負傷者や家屋の全壊等の被害がでています。
皆さんの中には「本土の地震はたいへんだねー。それに比べて沖縄は地震も少なく安心さー」と思っている人はいないでしょうか。『沖縄は地震が少ない』『沖縄では大きな地震は起きない』その認識は、はたして正しいのでしょうか。
沖縄県は、他府県に比べ地震が少ない地域のように感じられますが、下図に示すように沖縄周辺でも体に感じない地震を含めると1年間に約7千回前後の地震を観測しています。
今回、能登半島地震で被災した石川県の多くの県民は、平成17年の福岡県西方沖の地震に際して「自分の所は地震が少なく安全」と思っていました。このように考えてしまうことを「正常化の偏見」といいます。
沖縄周辺では過去、石川県で発生したマグニチュード7クラスの大きな地震(1998年5月4日、石垣島南方沖で発生したマグニチュード7.7の地震など)も発生しています。けっして沖縄は安全な地域ではないことを理解し、地震対策を行うことが大事です。
地震列島日本においては、地震はどこでも突然襲ってきます。室内に何気なく置いた家具や電化製品が倒れ、凶器に変わることもあります。家庭内でのちょっとした対策が、あなたの家族の命を守ります。ふだんから家具の固定、倒れた場合に備えた配置などについて考えましょう。

2006年の沖縄付近の地震活動

お問い合わせ先

宮古島地方気象台 技術課
電話:0980-72-3051

防災メモ