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第16回 防災一口メモ
情報提供:宮古島地方気象台
紫外線に注意!
紫外線とは
太陽からの日射は、波長の長い順に、赤外線、可視光線(目に見える光)、紫外線に分けられます。紫外線は、UV-A、UV-B、UV-Cの3種類に大別されます。
UV-Cと呼ばれる紫外線は、ほとんどがオゾン層によって吸収され地上には届きませんが、UV-AとUV-Bは地上に到達します。
UV-Bは大部分が成層圏オゾンにより吸収されますが、残りわずかな分が地表に到達し、生物に影響を与えます。そのため、通常有害紫外線と呼ばれています。
紫外線は、一般に太陽高度角が高い(緯度ではより低緯度)ほど紫外線は強くなり、1年のうちでは夏、一日のうちでは正午前後がもっとも強くなります。
なぜ紫外線対策が必要?
紫外線はシミやシワの原因となり、大量に浴びすぎると皮膚がんや白内障の発症、免疫力の低下など健康に影響を及ぼすため、紫外線対策が必要です。
沖縄では、一年をとおして本土に比べ強い紫外線が観測されています。また近年、「オゾン層破壊」によって地上に到達する紫外線量が増加しています。
紫外線対策には・・・
紫外線から身を守るには、紫外線について正しい知識を持って上手に付き合うことが大切です。気象庁ではホームページ で、日々の紫外線予測や実際に観測されたデータを見ることができます。
夏場の正午前後に屋外での運動や作業等を行う場合は、その日の紫外線情報を利用して帽子をかぶる、長袖の衣服を付ける、日焼け止めクリームを塗るなど十分な紫外線対策を行いましょう。
宮古島地方気象台
電話:0980-72-3054