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第21回 防災一口メモ
情報提供:宮古島地方気象台
宮古島地方の地震・津波による被害
宮古島地方は一般的には地震の少ない地域と思われがちですが、2006年には体に感じないものを含め約1200回の地震を観測しています(下図)。
また、過去には大きな被害をもたらした地震・津波が発生しています。とくに有名なものが1771(明和8)年4月24日に発生した「明和の大津波」と言われる津波です。石垣島近海で発生した地震により大津波が宮古・八重山地方を襲い、12000人弱が死亡(宮古島地方では約2500人)、多くの村が壊滅的な被害を受けたとの記録(球陽)が残っています。宮古島の北西にある下地島には、この大津波により打ち上げられたと伝えられる「津波石」(写真)があります。
津波により打ち上げられたと伝えられる巨岩
円の大きさはマグニチュード(M)の大きさを示す。
色は、震源の深さ(km)を示す。
宮古島地方気象台 技術課
電話:0980-72-3051