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第25回 防災一口メモ 
情報提供:宮古島地方気象台

大雨警報発表の基準は何?

大雨警報の基準は何?

「大雨警報が発表されました。浸水に警戒してください」。テレビ・ラジオ等でよく耳にします。

大雨警報はどんな基準で発表されるのでしょうか?

気象台では、過去の大雨時の雨量と災害の関係を調査しています。その結果を基に、県や市町村と相談しながら「警報は○ミリの雨量で発表する」と決めています(警報発表の基準)。

たとえば、床上浸水が発生した時を重大な災害と判断して、その時の雨量を基に警報発表の基準を決めています。

気象台では、現在の降雨の状況や数時間後の雨量予測を気象レーダーやアメダスなどを用いて24時間監視しており、基準を越えると予想した時には速やかに大雨警報を発表します。

現在、気象台では警報発表の基準見直しを行っています。宮古島市では、床上1棟または床下10棟以上の浸水害、多良間村では床上1棟または床下2棟以上の浸水害発生を警報の対象とします。警報発表の基準は宮古島市で3時間の雨量が130ミリ以上、多良間村では1時間雨量が90ミリ以上とし、この基準の運用を今年の5月末からはじめる予定です。

お問い合わせ先

宮古島地方気象台 技術課
電話:0980-72-3051

防災メモ