気象庁は、台風災害に備えた早期の防災準備活動の支援を目的として、平成21年4月22日以降に新たに発生する台風に対して、従来の3日先までの予報に加えて、4日および5日先の進路の予報を発表しています。3日先までの予報は従来どおりの発表です。

4日および5日先の進路予報は、3日先に台風の勢力を維持すると予報した台風に対して行います。ただし、予想進路および過去の統計から4日先または5日先に台風ではなくなっている可能性が高い場合は、4日先または5日先の予報を省略することがあります。

気象庁ホームページでの台風予報の表示例

台風予報については、3日先までの予報を従来通り発表した後、さらに4日および5日先の進路予報を発表します。5日先までの進路予報（右図）では、3日先までの予報（左図）とは別の図で予報円のみを示します。

（参考）

• 強風域：台風の周辺で、平均風速が15メートル毎秒 以上の風が吹いているか、地形の影響などがない場合に、吹く可能性のある領域。
• 暴風域：台風の周辺で、平均風速が25メートル毎秒 以上の風が吹いているか、地形の影響などがない場合に、吹く可能性のある領域。
• 予報円：台風の中心が到達すると予想される範囲を円で示したもの。台風の中心が予報円に入る確率はおよそ70パーセント。
• 暴風警戒域：暴風警戒域：台風の中心が予報円内に進んだときに、暴風域に入るおそれのある領域。