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第40回 防災一口メモ
情報提供:宮古島地方気象台
局地的大雨から身を守るために
晴れていたのに真っ黒な入道雲が近づいて、狭い範囲で急に強い雨の降ることがあります。
本土では去年の夏に、短時間にまとまって降る強い雨によって事故や災害が多く発生しました。兵庫県の都賀川が急激に増水し、河川内の親水公園で水遊びをしていた子どもたちなどが流され、その内5人が亡くなった事故は記憶に新しいところです。
このような局地的大雨から身を守るためには、最新の気象情報を確認することが大切です。テレビ・ラジオやインターネット(気象台ホームページ等)を利用して、大雨警報・注意報や雷注意報が発表されていないか、また、天気予報で「大気の状態が不安定」「急な強い雨に注意」「所により雷」といった表現がないかをチェックしてください。
また、どのような場所でどのような事故や災害が発生するのか、被害をイメージすること。そして、自らが危険性を認識し、気象情報を利用して適切な判断をすることが重要です。
被害をイメージする力→危険を感じる冷静な心→避難を決断する勇気
いつもは水が少なく浅い川(沖縄県内)
川遊びは大人と一緒、そして周囲の雲の状況と逃げる場所を確認しましょう。
遠くの川の上流付近の雨で、川の水が急に増えることがあります。
過去に、川の水かさが急に増え、遊んでいた子どもたちが流される事故がありました。
宮古島地方気象台 技術課
電話:0980-72-3051