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第49回 防災一口メモ 
情報提供:宮古島地方気象台

梅雨について

宮古島地方を含む沖縄地方は、平年より2日早い5月6日に梅雨入りしたと思われます。

沖縄地方の梅雨は、晩春から初夏にかけて雨や曇りの日が続く期間で、この時季は、二十四節気の「小満芒種(スーマンボースー)」にあたることから「小満芒種の雨」と呼ばれ、新聞やラジオ等でよく見聞されます。

梅雨も後半に入り、6月5日の「芒種」頃から、梅雨明け(平年6月23日頃)までは、時より梅雨前線の活動が活発となり、前線上に低気圧が発生するなど、大雨を降らせることもあります。

気象台では、大雨による災害のおそれがある場合には、「大雨注意報」や「大雨警報」を発表して浸水害や土砂災害に対する注意や警戒を呼びかけています。また、土砂災害の危険性がさらに高まった場合には、沖縄県と共同して「土砂災害警戒情報」を発表し、一層の警戒を呼びかけています。

これらの防災情報は、テレビやラジオはもちろんのこと、気象庁ホームページで確認できますので、早めの防災対策に利活用をお願います。

宮古島地方気象台ホームページこのリンクは別ウィンドウで開きます

梅雨時期の天気図

梅雨時期の天気図

レーダーエコー図

レーダーエコー図
(梅雨前線に伴う降水域が東西に伸びています)

沖縄付近の梅雨前線は、乾いた空気からなる移動性高気圧と、暖かく湿った空気からなる太平洋高気圧の境目に発生します。梅雨前線の動向は、太平洋高気圧の勢力に左右され、平年に比べて勢力が強い場合には沖縄地方の北側に位置し、弱い場合には南側に位置します。

お問い合わせ先

宮古島地方気象台 技術課
電話:0980-72-3051

防災メモ