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第52回 防災一口メモ 
情報提供:宮古島地方気象台

台風被害は9月が甚大 台風対策を忘れずに!

台風被害は9月が甚大 台風対策を忘れずに!

今年は「台風が少ない」ということで話題になりましたが、8月に入ってからは台風の発生数が増えてきました。台風の発生数と宮古島地方への接近数は、下表にあるように、30年間の平均では、1年間に約27個発生し、宮古島にはその内の約4個が接近(注1)しています。また、月別にみると発生数と同様に8月、9月、7月、10月の順で接近数も増えています。

表 台風の月別発生数と宮古島地方への接近数(平均は1971~2000年の30年間)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 年合計
発生 平均 0.5 0.1 0.4 0.8 1.0 1.7 4.1 5.5 5.1 3.9 2.5 1.3 26.7
今年 0 0 1 0 0 0 2 5 1
接近 平均 0.0 0.0 0.0 0.0 0.2 0.3 0.6 1.2 0.8 0.4 0.2 0.0 3.6
今年 0 0 0 0 0 0 0 1 1

(注)今年の発生および接近数は9月8日現在です。

過去に宮古島を直撃し、甚大な被害をもたらした台風には、1959年の宮古島台風「サラ」、1966年の第2宮古島台風「コラ」(最大瞬間風速85.3メートル毎秒は宮古島観測史上第1位)、1968年の第3宮古島台風「デラ」、そして2003年の台風第14号「マエミー」等があり、これらの台風はすべて9月に襲来しています。

台風が発生し、近づいてくる場合などは、テレビやラジオで気象台が発表する注意報・警報・気象情報を利用するとともに、宮古島地方気象台のホームページを活用し、早めの台風対策をしましょう。
(注1)台風の中心が気象台(宮古島)から300キロメートル以内を通過することをいう。

自分で行う災害への備え

お問い合わせ先

宮古島地方気象台 技術課
電話:0980-72-3051

防災メモ