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第56回 防災一口メモ 
情報提供:宮古島地方気象台

防災とボランティアの日・防災とボランティア週間 ~ボランティア活動と自主的防災活動について考え、災害への備えを充実させましょう~

毎年1月17日は「防災とボランティアの日」で、1月15日から1月21日までは「防災とボランティア週間」です。とは言うものの、多くの皆様には馴染みのない日・週間でしょう。

これは、平成7年(1995年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災に、因んだ記念日です。

阪神・淡路大震災時には、被災地などでそれまでボランティアに携わってきた人々だけでなく、新たに多くの市民が自主的に災害ボランティアとして参加し、人命の救助や災害復興などに大きな役割を果たしました。その活動の重要性が認識され、広く国民が災害時におけるボランティア活動および自主的な防災活動についての認識を深めるとともに、災害への備えの充実強化を図ることを目的として、平成7年(1995年)12月15日の閣議了解により、この「防災とボランティアの日」と「防災とボランティア週間」が定められました。

この機会に、市民の皆様も「防災とボランティア活動」について、考えてみてはいかがでしょうか。

昨年は、2月27日に沖縄本島近海を震源とするM7.2の地震で、沖縄本島地方に津波警報、宮古島・八重山地方に津波注意報が発表され、翌28日にはチリ中部沿岸地震による津波で津波警報が宮古島・八重山地方にも発表されるなど、地震・津波に対する関心が高まりました。幸いにも、津波による被害は発生していませんが、地震・津波などの自然災害には日頃からの備えが大切です。そして、災害発生の時は防災機関の活動だけでなく、市民の自主的な災害ボランティアにより被災を最小限にくい止めることが可能です。

気象台ではよりきめ細かい防災活動への支援のために、地域の防災機関や市民の皆様のご協力のもと、防災情報の改善に取り組んでいます。また、防災気象情報の効果的な活用法や、
地震や気象に関する知識および防災意識について、市民の皆様により深く理解して頂くために、出前講座を行っています。対象は、公共性・公益性のある団体・機関等(市民団体、学校、地方公共団体、公益法人等)が主催する講演会です。報酬は無料ですが事前の申し込みが必要です。詳しくは宮古島地方気象台総務課までお問い合わせください。

お問い合わせ先

宮古島地方気象台 総務課 
電話:0980-72-3050

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