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第59回 防災一口メモ (2011年4月)
情報提供:宮古島地方気象台

~ 東北地方太平洋沖地震による大津波災害の教訓 ~

平成23年3月11日14時46分、三陸沖で発生した大地震(マグニチュード9.0)により、東北から関東地方の広い範囲で震度5弱以上(最大震度7)の激しい揺れを観測、気象庁は14時49分東北地方太平洋岸に大津波警報のほか、15時30分には宮古島・八重山地方にも津波警報を発表しました。
ところで皆さんは、津波警報が発表された時、高台に避難されたでしょうか?

下の図は3月11日から12日にかけて、宮古島市平良港で観測した津波による潮位の観測図です。宮古島では、18時37分に「押し」第1波、約1時間後の19時34分に0.7メートルの最大波を観測し、モズク養殖用の網が流される被害が発生しました。この津波は、周期が約50分に1回程度のため、見た目には海岸付近の潮位の変化はあまりわかりませんでしたが、変化図から最大波観測後12時間以上にわたり何度も繰り返し津波が観測され、翌12日の13時50分にようやく警報から注意報へ切り替わりました。

  • 津波警報発表時
    日頃から宮古島市防災マップで避難場所を決めておき、警報発表の際には直ちに海岸から離れ、急いで避難場所へ避難する。
  • 津波注意報発表時
    海から上がり、海岸には近づかない。海水浴や磯釣りは危険なので行わない。

宮古島市平良港の潮位変化図(3月11日~12日)

宮古島市平良港の潮位変化図

お問い合わせ先

宮古島地方気象台
電話:0980-72-3054

防災メモ