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第9回 防災一口メモ
情報提供:宮古島地方気象台
地震からあなたを守る「緊急地震速報」
「緊急地震速報」とは、震源に近い観測点で地震を検知し、直ちに震源や地震の規模(マグニチュード)、各地の震度などを推定し、大きな揺れが迫っていることをお知らせすることを目指す情報です。この情報を聞いて、大きな揺れが始まる前に防災行動をとることにより、地震被害の軽減が期待されます。
しかし、緊急地震速報には、以下の技術的な限界があります。
情報の提供から大きな揺れが始まるまでは長い場合でも数十秒程度であり、
- 震源に近いところでは、情報の提供が「大きな揺れ」の到達に間に合わない場合がある。
- 推定した震源、マグニチュード、震度等の確かさが十分でない場合がある。
- まれではあるが、ノイズ(雷や事故など)により誤報が発信されるおそれがある。
気象庁では、これらの限界を踏まえて緊急地震速報が地震被害の軽減に有効に活用されるよう提供開始に向けた準備を進めています。今後、関係機関と協力して、十分な周知・広報を行った上で、平成19年中にも広く一般への情報提供を開始することを計画しています。
緊急地震速報の詳細については、気象庁ホームページをご覧ください。
『「緊急地震速報」強い揺れが来ます。』
(「揺れの予告」が放送されます)
強い揺れが来る前に
危険を回避することができます。
宮古島地方気象台 技術課
電話:0980-72-3051