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第164回 防災一口メモ (2020年3月)
情報提供:宮古島地方気象台
災害は忘れた頃にやってくる 〜備えあれば憂いなし〜
東日本大震災(2011年3月11日)から9年が経ちました。甚大な災害がいまだに記憶に残っています。一方、宮古島地方では、62年前の1958年3月11日「石垣島北東沖自沈」で震度5を観測し、死者1名、重傷1名が出ました。また、約250年前(1771年)の「明和の大津波」では、宮古島、多良間島で死者2,548名が出ています。
住民のみなさん、「災害は忘れた頃にやってくる」と言います。地震、津波に対する備えは出来ていますか?「備えあれば憂いなし。」いま一度、大きな災害に直面した時、自分ならどのような行動ができるのか、考えてみましょう。
◇その家具の置き方、大丈夫?
過去の大地震の際、家具の下敷きになって亡くなられる方が多くいました。
家具は転倒しないよう、壁に固定しましょう!
◇食料・飲料水など、蓄えていますか?
大地震の際には、電気やガス、水道が止まることがあります。普段から飲料水や長時間保存の効く食料を蓄えておきましょう。小さいお子さんがいるご家庭では、ミルク、紙おむつ、ほ乳びんなども用意しておきましょう。
◇非常用バッグの準備、できていますか?
非常時に持ち出すべきものをあらかじめ、リュックサックに詰めておきましょう。
(飲料水、救急用品、軍手、懐中電灯、衣類、毛布、携帯ラジオ、電池など)
◇家族の安否方法、決めていますか?
災害時には普段使っている携帯電話がつながりにくくなり、家族同士で連絡が取れなくなるおそれがあります。災害伝言ダイヤル(171)といったサービスを利用し、お互いの安否を確認できるようにしておきましょう。集合場所を事前に話しておくというのもいいですね。
宮古島地方気象台
電話:0980-72-3054