特定外来生物「ツルヒヨドリ」に注意！

ツルヒヨドリとは

　ツルヒヨドリはつる性植物で、つるは1日で約10cmも伸び、折れた茎からも再生するなど、驚異的な繁殖力で他の植物が生育できないほど繁茂するため、生態系や農業に甚大な被害を及ぼす可能性があります。

　宮古島市でも令和5年に初発見されており、地域ぐるみで初期防除に取り組む必要が出てきております。

　また、ツルヒヨドリを栽培や販売、生息域を広げたりする行為は「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律（以下、外来生物法とする。）」において原則禁止されております。違反した場合、下記のとおり罰則があります。

・個人の場合：最高で1年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金

・法人の場合：最高で1億円以下の罰金

・ツルヒヨドリ（見た目）　　　　　　・ツルヒヨドリ（見分け方）　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　どれもよく似た葉ですが、葉脈の入り方が見分けのポイントになります。

　根元から抜き取り、ビニール袋などに密封してください。

　ツルヒヨドリは根や茎を残すと容易に再生してしまうため、可能な限り丁寧に抜き取り作業を行う必要があります。

　種が付いている場合は、飛び散らないよう種を先に取るなどしてください。

　また、ツルヒヨドリの根や種子を含む土砂を他の場所に移さないように注意してください。

　焼却処分をする必要があるため、個人での廃棄は控え、下記の問い合わせ先までご連絡ください。

環境衛生局　環境保全課
電話：0980-79-5283　FAX：0980-73-2692